昼休み、本屋で「幕末江戸史跡紀行」というガイドブックを読 んでいたら、加尾のお墓が青山霊園にあると書いてあったの でさっそく出かけました。龍馬の初恋の女性といわれる人で す。 ひさしぶりに原宿で降り、表参道をまっすぐ歩いていきます。 表参道は若い人たちでいっぱいです。 青山通りを渡りそのまま進んでいき、さらに根津美術館前の 交差点を左へいくと青山橋が見えてきます。 そのむこうは青山霊園です。 霊園から桜の花びらがそよ風に吹かれ橋まで流れてきます。 カメラに収める人もたくさんいます。桜は、咲くときも散るとき もほんと美しいですね ![]() 加尾の墓は霊園の西七通り、外苑西通り寄りにありました。 (港区青山2-32-2 青山霊園) 一族の方によって新しくされたきれいなお墓です。 ![]() 表参道のにぎやかさがうそのように、あたりはひっそりとして ます。 加尾のお兄さんは、土佐勤王党の平井収二郎(のち容堂に きらわれ切腹)。 加尾は、同じく土佐勤王党の西山志澄(のち大隈内閣で警 視総監)と結婚し一女をもうけ、明治42年まで生きたんです ね。 彼女の名前が墓誌の右端にダンナさんの志澄とならんで刻 まれていました。 ![]() 加尾というと、ご時勢がら(?)、「龍馬伝」の広末涼子のイメージ がどうしてもちらつきます。 彼女、いろいろ苦労はあったと思いますが、お龍や千葉佐那な どとくらべると平和に暮らしたようです。ですから、配役はやはり 広末でいいのかな。 そんな加尾の生涯をイメージするかのようの天気は快晴、見上 げると一筋の白い飛行機雲が青空にすっと走っていました。春 の気持ちのいい日でした。 ![]() にほんブログ村←ランキングに参加しています。応援ありがとうございます。 ![]() |
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