柴犬こちゃの幕末・維新史跡探索ノート

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zoom RSS 崇徳天皇霊廟ミステリーツアー

<<   作成日時 : 2011/09/20 21:53   >>

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暑い京都を歩きまわっています。

四条通から、祇園の花見小路通りにはいっていきました。
その角に、まずあるのが一力亭です。
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有名なお茶屋さんです。
いろんな人が通ったようです。

その昔は大石内蔵助、浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』に登場
します。また、幕末には新撰組の近藤勇、薩摩藩の西郷
隆盛、大久保利通。
そして、坂本龍馬らも、元治元年6月1日、「扇岩」に預けら
れていたお龍を訪ねたあと、一力亭に流れ豪遊したとか。 
(『幕末年表帖 京都観光基本データ帖3』)

一力の文字に伝統を感じます。
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幕末のころは、「万亭」と呼ばれていたようです。
万≠ェ一≠ニ力≠ノ分離して一力=Aだそうです。

                *

花見小路をどんどん歩いていきます。
にぎやかです。
ホントにThis is ザ・京都っ!≠ニいう感じがします。
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ただし、今日の目的は崇徳(すとく)天皇霊廟の訪問です。

崇徳天皇(在位1123-42)といえば、怨霊になった天皇として
有名です。

天皇は、保元の乱(1156年)に破れ、讃岐に流されます。
朝廷をうらみつつ憤死したのち、最強の怨霊と化します。
崇徳天皇=ザ・ストロンゲスト怨霊です。

ときは流れ、700年後の幕末の動乱期。
とくに文久4年から元治元年に変わった年は、いろいろ変乱
がおこっています。

天狗党の乱、池田屋騒動、禁門の変、第一次長州征伐、そ
して下関戦争……。

当時、朝廷のナンバーワン実力者、中川宮朝彦親王は、こ
れら変事を崇徳天皇の怨霊のせいではないかと考えたそう
です。

そして、崇徳天皇の霊を京都に帰すべきだと主張、のちに
鎮魂のため白峯神社が創建されました。
(白峯神社は、今はスポーツの神様として有名で、スポーツ
関係者の参拝も多いようです)
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かくして、慶応4年、崇徳天皇(の霊)は讃岐から京都に帰っ
てきます。

そんな、こわ〜い崇徳天皇の、およそ祇園の華やかな雰囲
気とはかけ離れた異界スポットへ向かっていきます。

なにせ、1200年の歴史をもつ京都。
町のあちこちに(?)怨霊が棲みついています。異変に気をつ
けなければなりません。

花見小路をぬけ、建仁寺の前で左に曲がり、安井北門通を
進み、さらに左に曲がっていきます。

                  *

御廟がありました、ありました、ここです。
地味な場所です。近所の方が通り過ぎる程度で人は誰もい
ません。とても静かです。

場所は、ちょうど甲部歌舞練場の裏あたりになります。
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ちいさな御廟です。
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御由緒≠ニ書かれた説明板があります。
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それによると、この御廟、崇徳天皇の寵愛をうけていた阿波
内侍烏丸局(あわのないしからすまのつぼね)がここに塚を
築き、天皇の霊をしずめた、と言われているそうです。

とはいうものの、ある本では、はっきりしたところはわからな
い書いてあります。

中に入れません。扉越しにのぞくことになります。
この静謐さは怨霊の安らかな眠りを具現しているのでしょう
か。

とにかく、崇徳天皇は日本史上最強の怨霊です。細心の注
意が必要です。静かに見学したほうがよさそうです。
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顔を近づけのぞくと、ちいさな墳丘が見えます。
御遺髪が埋葬されているとのことです。
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崇徳天皇御廟と刻まれています。
怨霊は静かに眠っているようです。
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デジカメにおさめ、見学も終わりました。
そして、怨霊の夏の日の午睡をさまさぬようその場をそっと
はなれ、弥栄中学跡(平成23年3月閉校)のほうへ下ってい
きました。

やがて、東大路通に出、八坂神社前へたどりつくことができ
ました。観光客もたくさんいて、にぎやかです。
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八坂神社は、京都の東方を守る青竜が棲む神社、ここまでく
れば、怨霊からも離れ一安心です。

                  *

と思いましたが……

崇徳天皇御廟を訪ねたせいだとはけっして言いません。
でも、宿泊先の蹴上のホテルで、深夜、ミステリアスな事件
(事故)が発生!

翌日、急きょ予定を変更し、早々に京都を離れるはめになる
とは、誰が想像できたでしょう。おそろしや京の町。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは♪

崇徳天皇のお話は『歴史ヒストリア』で見た気がします。
とても気の毒な方だなと思いました。
今は安らかに眠って頂きたいですね。

いちゆうさんに何があったのかとても気になります。
みーおでん
2011/09/21 18:50
みーおでんさん、こんばんは。
ありがとうございます。
はい、もちろん、だいじょうぶです。

わたしは、この話、『怨霊になった天皇』
(竹田恒泰著 小学館)という本で知りました。
京都という町は、ホントに奥深く興味がつきません。
これからもいろいろ訪ねたいと思っています。
いちゆう
2011/09/21 23:11

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