柴犬こちゃの幕末・維新史跡探索ノート

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zoom RSS 幕末京都・六角通り散策紀行

<<   作成日時 : 2011/10/06 21:50   >>

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京都の通りを覚えるための、名唄があります。

丸竹夷ニ押御池 姉三六角蛸錦……
(まるたけえびすにおしおいけ あねさんろっかく≠スこにしき…
…)

京都の人ならみんなご存知のようです。
その六角通りを歩いています。ここにも幕末史跡はかなりあります。

まず、スタートは、
六角通りの西の端にある武信稲荷神社からです。
この神社、六角獄舎にとらわれた父を気遣う坂本龍馬の妻、お龍
が、ご神木のエノキの陰からうかがっていた神社だといいます。
龍馬ファンにとってはとても気になる場所です。

ここは昨年訪れました。
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そして、その、お龍の父(楢崎将作)が処刑された六角獄舎の跡は、
武信稲荷神社のすぐ近くにあります。(歩いて30秒ほどです)
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六角獄舎は政治犯用の獄舎だったそうです。
幕末には新撰組や見廻組などにつかまった志士たちも収容され
たといいます。

左側(↓)は、殉難勤王志士忠霊塔≠ニいう碑です。
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右側(↓)は、平野国臣(元治元年7月の禁門の変で処分未決で処
刑、元福岡藩士)の殉難の地の説明板です。
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              *

六角通を東へそのまま歩いていきます。
静かです。ごく普通の住宅街です。人ともほとんどすれ違いません。

そして、六角獄舎から、1.3キロほど、南北に走る大きな烏丸通りを
渡るとすぐに六角堂(頂法寺)がありました。(中京区六角通東洞院
西入堂之前町248)

このへんになると、かなりにぎやかです。
画像
















六角堂は、西暦587年、聖徳太子を開基として創建されたと伝え
られています。古いお寺です。

「六の角」とは六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)によって生ずる六欲
のことを言います。人間の欲望、つまり煩悩を脱して角を無くし、
円満になること。つまり「六根清浄を願う」という祈りを込めて六
つの角を造ったと伝えられています。
とお寺のホームページには書いてあります。

暑い日でしたが、観光客と思われる人たちがかなりきています。

特徴はなんといっても六角形の屋根です。
上からは撮れませんでしたが、下からでもその特徴がよく出てい
ます。
画像
















ふ〜む、たしかに変わった屋根。

またここは、いけばな発祥の地≠セそうです。
後ろ右側のビルが池坊会館です。

そして、こちらはへそ石(本堂古跡の石)です。↓
京都のかつての中心を示す石だそうです。六角形です。
画像

















そして、こちらは十六羅漢のパレード(?)です。
お、鳩。
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               *

池波正太郎の小説に、『人斬り半次郎 幕末編』という作品があ
ります。中村半次郎の一生を描いた作品です。
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中村半次郎(1938-1877)といえば、薩摩藩士で四大人斬りの一
人。慶応3年、師の兵学者・赤松小五郎を暗殺。
維新後、出世して、のち最初の陸軍少将・桐野利秋。

そして、西郷隆盛のボディーガード。ま、イケメン、女好きでもあ
ったようです。

その作品のなかに、中村半次郎が、六角通りの表門から境内
にはってきて、茶店でへそ石餅≠買い、茶店の老婆と会話
をする場面があります。(新潮文庫 P197)

そして、半次郎は、ここで餅にうす茶≠飲みながら愉悦に
ひたります。やがて、うとうとと故郷を思い、未来を夢見ながら
昼寝を……。

この小説には、六角堂とへそ石餅が何度もでてきます。
六角形のへそ石餅は今も売られています。

実際に、中村半次郎が六角堂へきたかどうかはわかりません。

ただ、錦小路通りの薩摩藩邸(大丸の裏あたり)は六角堂のす
ぐ近くです。
なので、当時、薩摩藩のサムライが六角堂へきたことは十分考
えられます。

半次郎の実際の日記にも、「四条、五条、六条を散歩す」などと
いう記述が、ひんぱんに出てきます。
(『桐野利秋日記』(PHP)で確認)

ですから、六角堂にも来ているはずです。

思い切って断定してしまえば、そう、六角堂は、薩摩藩士の隠れ
癒しスポットだった!

そう考えると、ここにいる楽しさが増してきます。そんな六角通り
ウォークでした。
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