柴犬こちゃの幕末・維新史跡探索ノート

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zoom RSS 入江長八の都内鏝絵(こてえ)巡り

<<   作成日時 : 2015/04/23 09:49   >>

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入江長八の鏝絵(こてえ)を見るために都内散策にでかけました。

鏝絵とは 左官職人が鏝(こて)で漆喰を用いて作るレリーフのこ
と。

入江長八は文化十二年(1815)、伊豆の松崎村に生まれた左官
職人、鏝絵の名人といわれる工芸家です。

彼は二十歳のとき江戸に出てきます。
そして、絵や彫刻を学び、それを左官の業に応用します。
従来は建物の外観を装飾するために漆喰壁に鏝で描かれてい
た模様を、絵具で彩色し芸術品にまで高めます。

その彼の作品が都内にあちこちの神社に残っています。

                *

まずは千住大橋の近くの橋戸稲荷神社(足立区千住橋戸町)へ
行きました。
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案内板です。長八の鏝絵のことが書かれています。
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本殿の観音開きの扉の内側に、長八の作品「四匹の親子狐」
がありました。
レプリカのようですが、長八の作品がどのようなものであるか、
よくわかります。ガラスで保護されています。
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なるほど、これが鏝絵というものなのか、と感心。
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                 **

別の日に、品川の善福寺(品川区北品川)へ行きました。境内
はややさびれた感じがなきにしもあらず。
ここには龍の鏝絵があるはずですが、どこかな。
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おお、あれか。鏝絵は本堂の軒下にありました。
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風雨に晒されているためか、かなり痛んでいるようです。
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しかし、なかなか迫力のある龍です。
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                 ***

品川では、もう一か所、長八の作品が見られるということで、寄
木神社(品川区東品川)へ向かいました。
猟師町の鎮守様として有名な神社です。
ただし、長八の鏝絵は本殿の扉の内側にあるということ、見られ
るかなと多少不安を抱えながら向かいました。
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案の定、中をのぞいてみるとガラスが反射してよく見えません。
仕方なく境内をうろついていると、鳥居の前にある社務所の女
性がこちらを見ています。
「あのう、鏝絵は見ることができるでしょうか」
と声をかけると、
「はい、お見せできますよ。カメラもOKです」
と快くおっしゃってくれて、中に入れてくれました。
ラッキーでした。

靴を脱いで拝殿のなかに入ると、これはすばらしい。
長八の漆喰鏝絵の大作です。
図柄は有名な天岩戸(あまのいわと)のくだり。
建物の中にあるためか、保存状況もいいようです。
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こちらは向かって右側の絵です。
猿田彦命(さるたひこのみこと)を描いています。
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こちらは向かって左側です。
上に天照大神(あまてらすのおおみのかみ)、下に天鈿女命(あ
めのうずめのみこと)が描かれています。
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外に出てみました。
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社殿は土蔵造りの奥本殿から成り、鏝絵の扉で仕切られている
のがわかります。新緑がまぶしい日の、なかなか充実した鏝絵
巡りでした。

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